白の外壁は汚れが心配?デザイン性と機能性を両立させるには

近年、「白色」の外壁塗装が大変注目を集めています。

デザイン性を求める方は、地中海沿岸など海外にあるおしゃれな外観の住宅にすることも選択肢のひとつに入っていることでしょう。

おしゃれで清潔感のある「白色」の外観塗装

「白色」は清潔感があり、周囲にも好感を与えることが出来る外観塗装になります。

外観塗装をしたばかりの住宅は新しい雰囲気に見えることはもちろんですが、特に「白色」の場合は見栄えもより特別感が出てくるものです。

欧米などの海外では、「白」がよく使われており、特に地中海沿岸では周囲の美しい青い海の風景とのコントラストが大変美しい「白い外壁」が住宅に取り入れられています。

従来、日本の住宅では「白色」よりも「クリーム系」の淡いカラーがよく使用されていましたが、デザイン性の高い洋風な住宅を楽しむために「白色」の外壁塗装を施してみてはいかがでしょうか。

白い外壁、汚れの対策はできる?

汚れが心配なので、白い外壁塗装はちょっと…という声もよく耳にします。確かに「白色」の外壁塗装の大敵は「汚れの目立ちやすさ」といっても過言ではありません。

住宅は経年劣化とは離れられない関係ではありますが、言ってしまえば外壁は「どの色でも関係なく汚れる」のです。白はその汚れが特に目立ってしまう、ということになります。

そんな「白色」の外壁でもきちんと対策をすることで、長期間でもきれいな外壁を維持することが可能です。

汚れ対策が可能な塗料選びが重要

汚れに強い塗料を選ぶことで「白色」の外壁でも汚れが目立ちにくくなります。

◆機能性塗料を使う

汚れを落としやすくする「機能性塗料」を選んで外壁塗装をします。

「白色」外壁の場合は、低汚染塗料・光触媒塗料・防カビ防藻塗料を施すことで、壁の美しさが長く保たれます。

◆高いグレードの塗料を選ぶ

グレードの低い塗料では塗膜の劣化が早まり、早い段階から汚れが目立ち始めてしまいます。
可能であれば、シリコン塗料以上のグレードのものを選択しましょう。

建築の構造にも「汚れ対策」を

汚れがつきにくい構造の建築にすることも重要です。
例えば、外壁の一部分が雨水が通りやすくなっていると、そこに水垢汚れがついてしまいます。

また、サッシ下の水切り機能がよくなかったり、劣化によって水切りから雨水が直接流れるようになることも水垢の原因です。

定期的なメンテナンスと補修・リフォームを行うことで、水が直接流れない汚れにくい構造に保つことが大切になります。

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